本日(2020/06/29)の日経平均株価は、終値で21,995.04円、前日比 −517.04 (2.30%)でした。
久しぶりに22000円の節目を割りました。


直近の日経平均株価の動きは、レンジ相場が続いており、今後の動きは初心者には読みづらい場面だと思います。このような相場に直面した時は、注意が必要です。
レンジ相場は一定の値幅の中を、上げたり下げたり、陽線が出たり陰線が出たり繰り返します。陽線が出たので株を買ったとしても、翌日には陰線が出て下がることもあります。反対に、陰線が出たので株を空売りしたとしても、翌日には陽線が出て、上がる可能性もあります。
つまり、初心者が手を出すと、右往左往してしまい、混乱してしまう場面です。損失を出してしまったり、含み損を抱えてしまったりすると、精神的にも安定ができなくなります。
このような状況に陥ってしまったときには、何もせず待ってみるということが必要です。ポジションを持たず、精神的に安定するまで、待ちましょう。そして、冷静になったことを確認して、トレードを再開しましょう。
初心者のうちは、利益の出すことができない場面が多くあると思います。わからない場面は無理矢理にトレードする必要はありません。
トレードを毎日毎日しなければならないことはありません。
機会損失を恐れないことです。
自分が確信をもてる場面のみ、トレードすることが重要。
予測の難しい場面や、どんなにスキルが上がって、分析ができるようになったとしても、トレードはできない、してはならない場面があります。そのような場面にわざわざ、自分から入り込む必要はありません。
気持ちを落ち着かせるためにも、株で勝ち続けるためにも、時には、期間を開けて、ポジションを持たないということも重要だと思います。ポジションを持っていないときは、トレードルールを見直したり、より知識を深める学習をすることに注力してもよいでしょう。
一日一日を大切にトレーダー生活を送りましょう。