本記事の内容
トレード経験のある人なら、だれもが失敗、損をしてしまったことがあると思います。
移動平均線とロウソク足を使ってトレードする上で気を付けるべきこと、覚えておくべきことについてまとめました。
エントリーをする際には、誰もが自信をもって売り買いをすると思います。
しかし、日に日にチャートが進むにつれて、思った方向とは逆の方向に動いてしまうという経験があるかと思います。
そのような失敗の多くには原因があり、なぜ失敗してしまったかの追及をすることが、今後のトレード人生に有益なものとなります。
株で失敗をしないための知識として、まとめました。今回はパート1です。
基本的な考え方としては、上がる可能性が高い場面では買いエントリーし、下がる可能性が高い場面では売りエントリーするとういものです。
また、逆張りではなく、トレンドに沿った順張りを検討しています。
詳細はこちらで解説しておりますので、ご覧ください。
上昇の可能性が高い場面と下落の可能性が高い場面【チャート分析】
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上昇トレンドで空売りするときは注意が必要
移動平均線が上向きのときの空売り
トレンドを判断できる移動平均線が、右肩上がりであるということは、上昇のトレンドであるということです。
売りでエントリーするよりも、買いでエントリーした方が、確率の高い場面になります。
移動平均線の上で株価が動いているときの空売り
株価が移動平均線の上で動いているということは、直近で、株価が上がり続けていることを示します。
上げている途中なので、売りでエントリーするにはまだ早いということです。
具体例
上記のチャートは、すべての移動平均線が上を向いています。
また、ロウソク足も線の上で推移している場面です。
途中の陰線で空売りをしたとしても、また上昇を始めてしまいます。
途中の横ばいで空売りをしたとしても、また上昇を始めてしまいます。
これだけ連続して上昇を続けていることを考えると、そろそろ下落するのではないかと思ってしまうこともあります。
そこで空売りを入れてしまうと、その後の上げにやられてしまう可能性があるということ、覚えておかなければなりません。
下落トレンドで買うときは注意が必要
移動平均線が下向きのときの買い
トレンドを判断できる移動平均線が、右肩下がりであるということは、下落のトレンドであるということです。
買いでエントリーするよりも、売りでエントリーした方が、確率の高い場面になります。
移動平均線の下で株価が動いているときの買い
株価が移動平均線の下で動いているということは、直近で、株価が下がり続けていることを示します。
下げている途中なので、買いでエントリーするにはまだ早いということです。
具体例
上記のチャートは、すべての移動平均線が下を向いています。
ほとんどのロウソク足が線の下で推移している場面です。
途中の陽線で買ったとしても、また下落を始めてしまいます。
途中の横ばいで買ったとしても、また下落を始めてしまいます。
これだけ連続して下落を続けていることを考えると、そろそろ上昇するのではないかと思ってしまうこともあります。
そこで買いを入れてしまうと、その後の下げにやられてしまう可能性があるということ、覚えておかなければなりません。
要点のまとめ
- 上昇する可能性が高い場面と下落する可能性が高い場面を分析する
- こんなにも上げてきたから下がるだろうとか、こんなにも下げたから上がるだろうとかのように、感覚的な分析をすることは、NG