チャート分析個別銘柄編です。いつエントリーして、いつエグジットすべきなのか。銘柄はSBIホールディングスです。
以下のチャートで、赤枠の中の上昇を利益にするためには、どのような考え方をすればよいでしょうか。
移動平均線の期間・・・赤色が5日、緑が20日、青が60日
2020年の1月から2月のチャートです。
分析
移動平均線とロウソク足の動き
長期線、中期線ともに上を向いています。
赤枠の直前では、赤の5日移動平均線が下を向いています。ロウソク足は、緑の線に当たり、陽線が出ました。下落は一時的なものであったといえます。
移動平均線の向きや順番を考慮すると、上昇途中の押し目である可能性が高いと判断できます。買いエントリーすることができるところはどこなのか、考える必要があります。
どこでエントリー、エグジットする？
矢印の場面でエントリー、エグジットできるようになりましょう。
エントリーのポイントは、陽線の2本目、青の60日移動平均線の上で出たところです。下げ止まりであるということが、わかり買いエントリーします。
その後、5日移動平均線の上に陽線で出てきました。そして、前回付けた高値であるレジスタンスラインを超えて大陽線が出ました。上ヒゲであることには注意が必要です。
その翌日陰線、長い下ヒゲです。しかし、5日移動平均線の上であることを考慮し買いを継続しました。
その翌日、陰線2本目です。ここでは、エグジットです。やはり、上昇圧力が強いのであれば、連続で2本陰線が出ることはあまりありません。そのため、弱くなる可能性があり、買いは手仕舞いしたほうが良いと考えます。
移動平均線はきれいな動きをして上昇しそうな雰囲気ですが、ロウソク足は弱さを示しています。少しでも、ポジションと逆方向の動きをする気配があれば、手仕舞いを検討すべきでしょ。
まとめ
- 移動平均線は上昇方向か、下落方向か判断、そして、ロウソク足は上昇方向か、下落方向か判断しましょう。