【初心者向け】企業の決算書の読み方入門|数字がわかると“投資の見え方”が変わる!
「決算って聞くだけで難しそう…」「数字がたくさんあって何を見ればいいのかわからない」
株式投資初心者なら、誰もが一度はぶつかる“決算書の壁”。
私もかつてはIR資料を開いても、専門用語と数字の羅列に目がチカチカしてすぐ閉じていました。
でもある日、損をきっかけに「きちんと数字を見よう」と決意。
少しずつ読み方を学んでいく中で、「数字が語る企業の本音」に気づけるようになったんです。
この記事では、決算書の読み方の基本と、実際に私が意識しているチェックポイントを、できるだけわかりやすく解説します。
決算書とは?3つの書類をおさえよう
企業の決算書には、主に以下の3つの書類があります。
- ① 損益計算書(PL):企業の“稼ぐ力”を見る
- ② 貸借対照表(BS):企業の“体力”を見る
- ③ キャッシュフロー計算書(CF):お金の“流れ”を見る
まずはこの3つの関係性をざっくりつかむことが大切。
PL=売上と利益、BS=資産と借金、CF=現金の出入りと覚えておけばOKです。
📌 実体験:
私は最初、売上と純利益しか見ていませんでした。
でも、キャッシュが少なくて借金が多い企業に投資してしまい、「利益が出てるのに株価下落」という現象に直面。
この時、BSとCFも見る大切さを痛感しました。
損益計算書(PL)のポイント
✔ 売上高
まずはここをチェック。
前年同期比や四半期ごとの推移を見ることで、企業の成長性が見えます。
✔ 営業利益
本業でどれだけ稼げているか。
「売上が増えても利益が減っていたら注意」。
✔ 経常利益と純利益
経常利益:本業+財務活動(利息など)
純利益:最終的に株主へ帰属する利益
特別損失・法人税で大きく変動することもあるので、急変時は注釈を読むことが大事。
📌 実例:
あるIT企業で、売上は10%増だったのに純利益は前年割れ。理由は特別損失の計上。
これを見落とした私は一時的な下落に焦って売却 → 翌月反発という苦い経験が…。
貸借対照表(BS)のポイント
✔ 自己資本比率
自己資本比率=純資産 ÷ 総資産
40%以上が望ましく、20%を下回ると財務的に脆弱とされます。
✔ 有利子負債
借入金が多すぎないかをチェック。
営業利益とのバランスで「借金が返せる企業か」を見極めます。
✔ 現預金残高
キャッシュリッチかどうか。特に成長企業は投資余力(現金)があるかが重要です。
📌 私のチェック法:
IR BANK(https://irbank.net)を使えば、BSの項目が見やすく一覧化されており、初心者でも視覚的に把握しやすくおすすめです。
キャッシュフロー計算書(CF)のポイント
✔ 営業キャッシュフロー(+なら安心)
本業で得た現金収支がプラスであるか。
「黒字倒産」を防ぐ判断材料になります。
✔ 投資キャッシュフロー
新規設備やM&Aなどの投資活動が行われているか。
成長企業はマイナスでもOK(拡大中という意味)。
✔ 財務キャッシュフロー
借入や株式発行、配当支払いなど。
資金調達や還元姿勢をチェック。
📌 私の失敗:
営業キャッシュフローがマイナスの企業に魅力を感じて投資。
実は本業が赤字で回っておらず、結局数か月で下方修正→株価急落…。
CFの見落としが命取りになると反省しました。
決算書を読むときのコツ5選
- ① 3期分以上の推移で「変化」を見る
- ② 1つの数字ではなく「流れ」で判断
- ③ 営業利益とキャッシュの“整合性”を見る
- ④ 「数字」+「注記や決算説明資料」を必ず読む
- ⑤ 同業他社と比較することで“特徴”が浮き彫りになる
📌 私のルール:
決算発表の週末に時間をとって、
・PL/BS/CFをそれぞれExcelに記録
・コメント欄に気になる点をメモ
・同業他社と簡単な比較表をつくる
こうすることで数字が「意味のある情報」へと変わっていきました。
まとめ:決算書は「企業の通信簿」。読み解ければ投資力がアップする
決算書を読むことは、最初は大変に感じるかもしれません。
でも、企業の財務状況・事業の強さ・将来性を知る上で、これ以上に信頼できる情報はありません。
✔ PL=収益性
✔ BS=安定性
✔ CF=現金の流れ
この3点を意識するだけで、“中身のある投資判断”ができるようになります。
決算を読めるようになると、投資がもっと楽しく、そして納得できるものになります。
数字の裏側にある企業のストーリー、あなたもぜひ読み解いてみてください。
トレーディングビューの詳しい使い方については、以下をご覧ください。
