信用取引とは?仕組みとリスクを初心者向けに徹底解説
株式投資に慣れてくると耳にするようになるのが「信用取引」。現物取引ではできない売りから入る取引や、少ない資金で大きな取引が可能になるなど魅力的に映る一方で、大きなリスクも伴います。本記事では、信用取引の仕組みや特徴、メリット・デメリット、初心者が知っておくべき注意点まで丁寧に解説します。
信用取引とは?基本の仕組み
信用取引とは、証券会社からお金や株を借りて取引する仕組みです。
- お金を借りて買う →「信用買い」
- 株を借りて売る →「信用売り(空売り)」
自分の資金(委託保証金)の約3倍の金額まで取引が可能で、レバレッジ取引の一種といえます。
現物取引との違い
| 項目 | 現物取引 | 信用取引 |
|---|---|---|
| 資金の範囲 | 自己資金のみ | 自己資金の約3倍まで |
| 売りから入れるか | できない | 可能(空売り) |
| 金利・貸株料 | なし | あり |
| 返済期限 | なし(保有自由) | 原則6か月以内 |
信用取引のメリット
- 自己資金以上の取引ができる:チャンスを逃さず大きく利益を狙える
- 下落相場でも利益が狙える:空売りで利益を出せるのは信用取引の特徴
- 短期トレード向き:価格変動の激しい局面で柔軟な戦略が取れる
信用取引のリスク・デメリット
- 損失が大きくなりやすい:レバレッジがかかるため、予想が外れたときの損失が大きい
- 追加保証金(追証)が発生することも:担保価値が減ると、入金を求められる
- 期限付きで返済が必要:時間的制約から冷静な判断が難しくなる場合も
- 金利や貸株料がかかる:保有が長引くとコスト増
信用取引を始めるには?
信用取引を行うには、証券会社で信用口座の開設が必要です。一定の審査や取引経験、年収・資産状況の確認が求められます。
信用取引口座の開設条件例
- 20歳以上
- 株式投資の経験あり(半年〜1年以上)
- 安定した収入や資産状況が確認できる
また、証券会社によっては信用取引のための講座・テストなどを実施しているところもあります。
初心者が注意すべきポイント
- 損切りルールを明確に:損失が広がる前に機械的に処理するクセを
- フルレバレッジにしない:余裕のあるポジション管理を意識する
- 空売りは上級者向け:予想と逆の値動きになりやすく、踏み上げリスクも
- 必ず損失の可能性を想定しておく
信用取引は便利な半面、「投資の技術・メンタル管理」が求められます。
まとめ
- 信用取引は「証券会社から借りて行う取引」で、現物とは別物
- レバレッジを活かせば大きな利益も狙えるが、損失リスクも高い
- 下落相場で利益を狙える「空売り」は便利だが難易度が高い
- 初心者は小額・短期から練習し、慎重にステップアップを
次回は「配当利回りとは?計算方法と高配当株投資の注意点」をわかりやすく解説していきます。
トレーディングビューの詳しい使い方については、以下をご覧ください。
