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株の基礎知識

ROEとROAの違いと企業分析への活用

【初心者向け】ROEとROAの違いと企業分析への活用|“効率の良い会社”を見抜く武器にしよう!

「この企業、売上はすごいけど、投資対象としてはどうなんだろう?」
そんなときに活躍するのが、ROE(自己資本利益率)ROA(総資産利益率)という財務指標です。

投資を始めたばかりの頃、私は「売上や利益が伸びていれば問題ない」と思っていましたが、企業の“効率”や“本質的な強さ”は、こうした指標を見ないと分からないと気づきました。

この記事では、ROEとROAの違いや意味、企業分析での活用法を、私の実体験とともにわかりやすく解説します。

ROEとは?

ROE(Return on Equity)=自己資本利益率
企業が株主から預かった資金(自己資本)をどれだけ効率よく使って利益を出したかを表す指標です。

計算式:
ROE = 純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)

ROEの目安

  • ✔ 10%以上:効率的に利益を出している
  • ✔ 5〜10%:標準的
  • ✔ 5%未満:やや非効率

📌 私の実例:
ある製造業A社は、売上は横ばいだったのにROEが15%超。
調べてみると、少ない資本で効率的に利益を生むビジネスモデルを構築していて、株価も堅調に推移。
「ROEが高い=経営の上手さ」を実感しました。

ROAとは?

ROA(Return on Assets)=総資産利益率
企業が保有する総資産(借入含む)全体でどれだけ利益を生んでいるかを示す指標です。

計算式:
ROA = 純利益 ÷ 総資産 × 100(%)

ROAの目安

  • ✔ 5%以上:優秀
  • ✔ 2〜5%:標準的
  • ✔ 2%未満:やや非効率

📌 私の発見談:
B社という企業はROEが高いものの、ROAは低水準。
理由は借入が多く、レバレッジ(他人資本)によって利益が出ていたから。
ROAを見ることで「資産全体での効率」はそれほど高くないと気づきました。

ROEとROAの違い

項目 ROE ROA
基準となる資本 自己資本(株主資本) 総資産(自己資本+借入など)
視点 株主目線 企業全体の効率
高いとどうなる? 株主にとって効率の良い経営 会社全体として資産運用が上手
注意点 借金で高く見えることも 利益が小さいと低くなる傾向

📌 要点:
ROE=株主視点の“利益率”、ROA=企業視点の“経営効率”
両方を見ることで、企業の全体像がよりクリアに見えるようになります。

企業分析への活用法

① ROEだけでなくROAも見る

高ROEでも借金頼みでないかをチェック。
ROAが低すぎるなら、借入リスクが高い企業かも。

② 業種ごとに基準を変える

例えば、金融業や不動産業はROEが高めに出やすく、製造業やインフラ系はROAが重視されやすい傾向があります。

③ 他の指標と組み合わせる

ROEやROAは単独で使うよりも、自己資本比率・営業利益率・配当性向などと併用すると分析精度がUPします。

📌 私の使い方:
銘柄をスクリーニングするときは、「ROE10%以上」「ROA5%以上」「自己資本比率40%以上」で条件を設定。
結果、財務健全性と収益効率の両面で優良な企業を見つけやすくなりました。

数値だけに惑わされないために

指標は便利なツールですが、「なぜその数値なのか」を読み解く力も必要です。

  • ✔ 一時的にROEが高くても、赤字続きの企業は要注意
  • ✔ ROAが低くても、安定収益型ビジネスであれば問題なし
  • ✔ 過去数年の推移をグラフで見ると、成長性や安定性が見える

📌 私の実感:
最初はROEだけを信じていましたが、過去3年で急落していたり、一時的に上がっているだけのケースも多々ありました。
「数値の裏側を見る力」が徐々に養われたことで、“買ってよかった企業”が増えました。

まとめ:ROEとROAは企業の“効率”を見抜く強力な指標

ROEとROAは、株式投資において企業の収益性・経営効率を測る強力な分析ツールです。

・ROEは「株主資本に対する利益」=投資効率
・ROAは「総資産に対する利益」=企業の運営効率

どちらか一方に偏らず、両方をバランスよく見て判断することが、長期的に安定した投資につながります。

数字の意味を知れば、企業の本質が見える。
ROE・ROAをあなたの投資判断に、ぜひ活かしてみてください。

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