本記事の内容
今後の株価の予想について、自分の判断が正しいのかどうなのか不安になった経験があるかと思います。自信をもってトレードをするためにはどのようにすればいいか、考えてみました。
株価について、予想している自分の気持ちとしては次のようなことがあると思います。
エントリーする前
エントリー前の不安
株価が上がるか下がるかを予想し、エントリーしようとする瞬間に不安を感じることは多くの投資家が経験することです。特に、エントリーする直前に「本当にこのまま買って大丈夫なのか?」と不安に駆られることがあります。この不安を克服するためには、事前の準備が重要です。
冷静さを保つ
エントリー前に不安が募るのは、リスクを正確に評価できていないからかもしれません。客観的にチャートや市場の動きを分析し、冷静さを保つことが必要です。また、感情に左右されずにデータに基づいた決断を下すことが、成功への第一歩です。
エントリーした後
エントリー後の後悔
トレードを開始した後、「やっぱり判断を誤ったのでは?」という不安がよぎることがあります。株価が予想と逆方向に動き始めると、すぐにエグジットしたくなることがありますが、この焦りが機会損失を生む原因になります。
事前のシナリオを持つ
エントリー後に不安を感じたとき、事前に立てたシナリオが役立ちます。例えば、「もし株価が〇%下がったら損切りする」といった具体的な対応策をあらかじめ考えておくことが重要です。これにより、不測の事態にも冷静に対処できます。
自信を持つための3つのポイント
客観的に見てテクニカル分析
自分が買いたい、もしくはすでに買ってしまったという銘柄があれば、だれもが今後上がってほしいという思いがあるはずです。そのような気持ちになった瞬間に、客観的に株価を分析することができなくなります。
自分の都合のいいように、チャート分析をしてしまうことは、あってはなりません。下落する根拠がそろっているのにもかかわらず、自分が買いエントリーしているからと言って、上昇する根拠をひたすらに探すことは、損失につながる恐れがあります。
冷静さを失っていると思ったらまず、我に返りましょう。そして、もう一度チャートの分析をしてみます。できるだけ、客観的な分析をするよう心掛けます。今、ポジションを保有していることが、本当に正しいのか、判断ができるかと思います。
あらゆる対応策を考える
どんなに、正しい判断をしたとしても、自分の予想した方向等は逆の方向に株価が動くことがあります。株価は、常に決まった方向に動いているわけではありません。予想が外れることは、想定をしておく必要があります。
そこで、予想とは逆の方向に動いた場合、どのように対処したらよいでしょうか。
予想とは逆の方向に動いた場合の対応策を、あらかじめ考えておくことが必要です。ここまで下げてきたら、買いをエグジットしてから売りエントリーしてみよう、などと具体的に考えておくことが有効です。今後の動向について、あらゆる対応策を事前に考えることができればできるほど、予期せぬ動きに対応することができるのです。
過去から研究する
トレーダーとして成功するためには、どのような能力が必要でしょうか。勘や運ではありません。過去から学び、未来に活かすことが必要なのです。過去のことは、未来でも起きます。まったく同じ動きをすることは無いにしても、さまざまな過去の動きを研究することによって、将来の株の動向をを予想することができるのです。
過去のチャートから、株価はどのように推移してゆくか、その時のロウソク足や移動平均線はどのように動いているかを研究してみましょう。規則性やトレンド見分け方が徐々にわかってくるかと思います。本やネットの記事で勉強するだけでなく、自分で考え、研究することが重要です。
要点まとめ
- 冷静になって客観的にチャートを分析
- 今後の株価の動向に備えて、あらゆる対応策を考える
- 過去のチャートを研究し規則性を発見する
これらのポイントを押さえることで、株式投資において自信を持ってトレードに臨むことができるでしょう。投資は常に学びの連続です。過去からの教訓を生かし、将来の成功に繋げていきましょう。