利益を安定させ、勝率を上げるためにはどのようなことに気を配るべきなのか。なにをすべき、なにをしないべきなのか、基本にある考え方やどういう行動すべきかのポイントをまとめてみました。
分析が甘いままエントリーしない
銘柄に関するチャート分析を深くやればやるほど、トレードで成功する確率が上がります。分析が甘いと考えもしなかった株価の動きに巻き込まれてしまいかねません。
エントリーの前にこの銘柄はどのような動きをする傾向があるのか、トレンドは発生している・発生しそうなのか、どの程度の株価の変動を狙うのか、等々考えるべきことは色々あります。
短絡的に考えるのではなく、何度もチャートを見返して分析をしましょう。
外出先でスマホを見ていたら、良さそうな銘柄を見つけて、片手間でエントリーすると思わぬ失敗をしてしまうかもしれません。
トレードにおいて考えるということは重要なことです。
大きな利益の時と小さな利益のときの差は何か理解する
どこまで大きく上がるのかストップ高になるのかはわかりません。いつも通りやっていたら利益になった。思ったよりも利益が出なかった。といった、様々なパターンがあります。
利益が想定以上に出された理由として、そもそものエントリーポイントの判断が正しくできており、なおかつトレンドに上手くなることができたからだと思います。一つの大きな要因が、自分の判断にあります。
自分の判断だけではありません。ほかにも、そのときのタイミングや社会情勢、主に需給関係による影響があります。
判断が正しい正しくないにかかわらず、損失の大小に差が出てしまうことを知っておく必要があります。
タイミングや分析は合っているのにもかかわらず、損失を出してしまうことがありますし、反対に、間違った判断をしていても利益を出せてしまうことがあります。
再現性のあるトレードをする
今回はたまたま、プラスになったが、同じ方法でやっても、次回以降上手くいかないことはダメですよね。
同じことをやって、同じとように利益を出すことができるようになれば、安定した収益を出し続けられます。
また、数回に一回外れたとしてもトータルでプラスになればよいという考え方にも確信が持てるようになるのも、再現性のあるポイントでエントリーするようにしているからこそでもあります。
客観性のあるトレードをする
初心者の場合は、感情や勘からくる主観で判断したトレードは危険です。そうではなく根拠に基づいた客観的な判断ができるようになることが重要です。
- こんなにも下落したのだから、この後は上がるだろうと思って買ってみたら、まだまだ下落は止まらなかったとか
- こんなにも上昇したのだから、この後は下がるだろうと思って売ってしまったら、まだまだ上昇し続けたとか
感覚でトレードをしていたら、こんなようなことに見舞われてしまうかもしれません。
そうではなく、この場面で、このチャートの形になったから、エントリーしようという判断をしましょう。
とは言っても、客観的に判断する判断材料なんて、初心者には持ち合わせていないという方がほとんどであると思います。
客観的な判断をするためには日々の知識の積み重ねと、株の研究が重要です。なかなか簡単なことではありませんが、簡単に稼げると思ってしまうのは大間違いです。
しかし、努力と蓄積によって、徐々にエントリーできるポイントを増やして、銘柄数を増やして、投資額を増やしていけば、考えられなかったような額の利益を出すことができます。
みなさんも、あきらめず、めげずに一緒に頑張りましょう。