本記事の内容
トレードをするうえで重要なチャート分析。株価は上げ下げを繰り返しています。利益を出すためには、今後株価がどう動くのかを考える必要があります。株価をどのように分析し、トレードをすべきなのか。
上昇の可能性が高い場面と下落の可能性が高い場面を区別する
株価には上げる可能性が高い場面と、下げる可能性が高い場面があります。あくまで、可能性が高いということにとどまります。なぜなら、絶対に上がる、100%下がる、などということは、基本的にはないからです。
つまり、常にどちらに動くかわからない株価だけれども、可能性の高い場面でいかにエントリーして、利益につなげてゆくか。これこそが重要なのです。
では、どのような場面が売り買いをするタイミングなのか、分析してみます。
上昇の可能性が高い場面(買いでエントリーできる場面)
月足または週足、日足が右肩上がりで上昇している場面
移動平均線とロウソク足が日に日に上昇してゆく場面です。
このような場面であれば、陰線よりも陽線の方が割合としては多いです。
空売りでエントリーするよりも買いでエントリーをしたほうが勝率が高いということになります。
月足や週足は、トレンドの転換に時間がかかりますので、タイミングを計り日足でエントリーをするという戦略が立てられます。
週足・月足で底値を固めた場面
下落の後、上昇と下落を繰り返し、底値を固めている場面です。
底を固めるということは、これ以上下げる可能性は低いという判断ができます。
次の上昇を狙って、分析することができます。
下落の可能性が高い場面(売りでエントリーできる場面)
月足または週足、日足が右肩下がりで下落している場面
移動平均線とロウソク足が日に日に下落してゆく場面です。
買いでエントリーするよりも空売りでエントリーをしたほうが勝率が高いです。
月足や週足は、トレンドの転換に時間がかかります。
タイミングを計り日足でエントリーをするという戦略が立てられます。
日足・週足・月足で天井を固めた場面
上昇の後、下落と上昇を繰り返し、天井を固めている場面です。
天井を固めるということは、これ以上上げる可能性は低いという判断ができます。
次の下落を狙って、分析することができます。
レンジ相場の場面
レンジ相場は、トレンドがなく、今後の方向性が読みづらい場面です。
具体的に、どのような動きかというと、上げてきても、前の高値近辺で止まる。
下げてきても、前の安値近辺で止まる。
上げるのか下げるのかわからない場面ですので、わかないと思ったらやらないほうが良いです。
トレードをするならば、どのようにエントリーすればよいでしょうか?
トレンドがない場面ですから、前の安値近辺に来たら買いエントリー、前の高値近辺に来たらエグジットする。
前の高値近辺に来たら売りエントリー、前の安値近辺に来たらエグジットする。以上のような戦略が立てられます。
仮に、固めた安値や高値を割ったときには、トレンド発生の可能性がありますので、新たなチャンスとしてトレードすることができます。
要点まとめ
- 今どの場面なのか、分析する必要がある
- その場面に合わせて、トレードする必要がある