トレーディングビューの詳しい使い方については、以下をご覧ください。
TradingViewの使い方(トレーディングビュー初心者)【株/先物/FXの無料で使える高機能チャート】
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データの遅延中を示す「遅延中」「D」の表示
無料版のTradingViewでは、多くの株式市場データが20分以上遅れて表示されます。これは特に、日本市場や米国市場の株式データにおいて顕著です。この遅延は、TradingViewが無料版ユーザーに対してリアルタイムデータを提供しないために発生します。
どのような表示が遅延を示しているのか?
TradingViewのチャート上で、データが遅延している場合、「遅延中」や「D」といった表示がオレンジ色で表示されます。これが表示されている場合、その銘柄の価格データは約20分前のものが反映されています。
例えば、次のような表示が見られます:
- 遅延中(Delayed)
- 「D」マーク
以上のような表示がされている銘柄は20分程の価格が表示されているということです。
デイトレやスキャルピングをする場合は、場中の直近の値動きを追うことができないので、大変困ります。直近の値動きを気にすることはなく、取引が引けたら確認をしている方には、ほとんど問題はないはずですが。
有料プラン(Pro/Pro+/Premium)にアップグレードすればいいの?
結論から言うと、どのプランでも遅延します。(リアルタイムデータにはならない)
有料プランにアップグレードしても、リアルタイムデータを取得するためには取引所ごとに追加料金がかかります。単純にプランを上げるだけでは、全ての遅延が解消されるわけではない点に注意が必要です。
無料でリアルタイムデータを確認できる銘柄等
しかし、すべてのデータが遅延するわけではありません。無料プランでもリアルタイムで確認できるデータがあります。以下の金融商品は、無料版でもリアルタイムデータを提供しています。
データの種類 | リアルタイム提供状況 |
---|---|
為替(FX) | リアルタイム |
指数(インデックス) | リアルタイム |
CFD | リアルタイム |
仮想通貨 | リアルタイム |
これらのデータは、無料版でも遅延なしで確認できるため、FXトレーダーや仮想通貨トレーダーには特に便利です。
それ以外の、日本市場や外国市場の個別銘柄株式や先物取引等は20分程度の遅延をして表示されます。
リアルタイムデータは追加の月額購読が必要
TradingViewでリアルタイムデータを利用するためには、まず有料プランに加入し、その上で取引所ごとの月額購読が必要です。各取引所から提供されるデータは、通常、別途月額料金がかかります。
・月額購読は取引所ごと ・有料プラン(Pro/Pro+/Premium いずれか)の契約者だけが利用可能
この2点。リアルタイムデータは有料ということを知っていても、単に Pro/Pro+/Premium のプランに加入しただけではデータは遅延してしまいます。ややこしいです。つまりは、
リアルタイムデータを取得するために、
有料プラン変更+月額購読
が必要ということです。
対応している取引所・月額購読の料金
リアルタイムデータの価格は取引所ごとに異なります。代表的な市場をピックアップしています。
取引所コード | 対象取引所 | リアルタイムデータ月額 |
---|---|---|
TSE | 東証、福証、札証 | 2ドル |
NSE | 名証 | 2ドル |
TSE | 大阪取引所(先物) | 1ドル |
NYSE | ニューヨーク証券取引所 | 2ドル |
NASDAQ | ナスダック証券取引所 | 2ドル |
TOCOM | 東京商品取引所 | 2ドル |
LSE | ロンドン証券取引所(国内企業) | 8ドル |
CMEグループ (E-miniを含む) | CME, CBOT, COMEX, NYMEX | 4ドル |
FWB , XETR | フランクフルト証券取引所、ドイツ取引所クセトラ | 8ドル |
利用したい分追加で購入していく形となります。
リアルタイムデータを月額購読する方法
有料のプランいずれかに加入
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プロフィール画面から「アカウントとお支払い」を選択
ページ中ほどの「追加市場データのお申込み」を選択
購読したい取引所を選択し「次」へ
東証であれば、アジアのカテゴリの中から「TSE」を選択します。
支払方法を入力して購入完了
購入完了後の手続き
取引所の合意書に記入する必要があります
購入が完了したら、チャート上に次のような画面が表示されます。
取引所の合意書に記入をしなければ、リアルタイムデータの取得はできません。
チャートデータ利用の同意を、取引所が求めているものです。
青色のボタンをクリックして手続きに進みましょう。
クリックのみで手続きが完了するものもあります。
ページが移って英語の画面が表示されたら以下もご覧ください。
英語の入力フォーム
この画面はTradingViewのサイトではなく、チャートデータを提供する取引所のものです。
step
1Occupation(職業)選択のプルダウンメニューで、「Individual Investor」(個人投資家)を選択
step
2「I Accept」(同意する)にチェック
step
3「SIGNATURE CONFROMED」をクリック
次の画面に移ります。
赤枠の4項目は、下記の項目となっています。
・List all occupations (e.g. homemaker, student, etc.): ご職業欄。(複数ある場合には)すべてのご職業をご記載ください(例.主婦、学生)
・Name(s) and address(es) of employer(s): 雇用主の氏名と住所
・Title(s) and/or position(s): 役職
・Employment functions: (descriptions): お仕事内容
すべての項目を入力したら、確定ボタンを押して手続きは完了です。
まとめ:TradingViewでリアルタイムデータを利用するために
TradingViewでリアルタイムデータを利用するためには、まず有料プランへの加入が必要で、その上で取引所ごとの月額購読が必要です。特に、株式市場のデータをリアルタイムで追いたい場合は、上記の手順に従って進めることで、効率的にデータを利用できるようになります。
以下は、リアルタイムデータを利用するための重要なポイントです。
- 無料プランでは、FXや仮想通貨など一部データはリアルタイムで利用可能
- 有料プラン+月額購読が必要な場合は、取引所ごとに料金が異なる
- 取引所によっては合意書への署名が必要
これらの手続きに従って、TradingViewを最大限に活用しましょう。